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【招待講演企画】CBI学会2021大会

CBI学会2021年大会 招待講演 
『デジタルの利活用による新たな創薬へのチャレンジ ~DX・AI創薬って説明できますか!?~』

<日時>
2021年10月27日 13:00~14:30

<講演者(敬称略)>
中山 心太(NextInc株式会社)
宮尾 知幸(奈良先端科学技術大学院大学)
小寺 正明(株式会社Preferred Networks)

<要旨>
 本招待講演では、「そもそもDX(Digital Transformation)とは何か?」を再考し、その後、創薬・情報化学におけるデータ分析の応用例を企業とアカデミアそれぞれの視点で紹介いただく。
 計測機器の高度化と情報処理技術の発展により、莫大な量のデータが取得・蓄積可能な環境が整いつつある。当然ながら生命科学の領域においても、データ解析により新しい知見が得られることへの期待が高まっているが、有効活用できるデータは依然として十分とはいえず、革新的な発見やシステム開発は未だチャレンジングな課題であるといえる。
 良質なデータが少ない原因の1つとして、多くのDX・AI創薬が「既存のデータを使って何かをする」というシーズベースのスタートとなっていることが考えられる。シーズベースから発見があることは事実であるし、ある意味そういった発見がAIに期待されている側面はあるものの、既存データのみからの研究開発には多くのリスクが伴うことは間違いない。本招待講演ではDX・AI創薬について改めて考えることで「ターゲットを明確にした上でデータを取得する」ことの重要性に再度フォーカスしたい。
 今回の演者の中山心太先生は、企業でビッグデータ関連の研究開発に従事、機械学習やデータサイエンスに関する書籍も執筆され、現在はNextInc株式会社を起業して企業のDX支援やコンサルティングに従事されている。宮尾知幸先生は、分子の三次元構造情報を利用した機械学習モデルに基づく分子設計手法の開発等、これまで一貫してケモインフォマティクスに関する研究に従事されている。小寺正明先生はアカデミアにおいて生体分子間相互作用と代謝経路の予測をはじめとした様々なバイオ・ケモインフォマティクス研究に携わってきており、現在はAI事業を主軸とした企業にて研究・開発に従事されている。
 本講演が今後のデータ解析・インフォマティクスの進め方についての議論の場となり、あわせて実用的なDX・AI創薬への理解が深まる場となればと考えている。なお、本セッションはCBI若手の会が企画しており、当日は新しい研究分野にチャレンジをしたい大学院生や若手研究者にも積極的に参加いただきたい。

座長:熊澤 啓子(帝人ファーマ株式会社)、渡邉博文(株式会社ウィズメーテス)、江崎 剛史(滋賀大学)

企画:CBI若手の会(https://wakate.cbi-society.info/wakate/)

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